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子ども部屋は3帖あれば十分?

住まいを考える時、子ども部屋はどのくらいの大きさがあればいいのかな?と皆さん迷われるのではないでしょうか?

 

私は【子ども室】としては3帖あれば十分!が個人的意見です。

根拠は私自身が3帖程度の個室で小学校高学年~大学卒業までを過ごせたからです。

 

部屋を与えてもらったのは、小学高学年あたり。それまでは3歳上の姉とこの3帖の部屋を2人で使っていました。それはそれはよく部屋で(激しい?)ケンカをしたもので、姉の中学受験をきっかけに部屋を分けてもらった記憶があります。

始めて一人部屋を与えられたとき、3帖でも子供ながらに広い!と感じていました。

大人になってから、子どもの頃よく過ごした思い出の場所へ行くと「あれ?こんなに小さかったけ?」と思うことはありませんか?身体の大きさも影響していると思いますが、大人と子供の感覚は違いますものね。

 

いやいや、でも3帖って狭くない?

 

確かにコンパクトです。

私の部屋は、シングルサイズの布団と勉強机、教科書類や小物を置く3段のカラーボックス2つが置いてありました。

ベットに憧れて部屋に持ち込んだこともありましたが勉強椅子に座ろうと思えば、一旦ベットを跨がないとたどりつけませんでしたし、レイアウトによれば椅子を最後まで引くこともできないこともありました。

長期休みに入るたびに家具の位置を動かして雰囲気を変えてみたり子どもながらに、あのコンパクトを空間を楽しめていたのだと思います。

 

特に幼いころは良くも悪くも環境に順応する力があると思うのです。

 

個人のスペースを与えることは、子ども自身の適度なプライベート(難しい年頃の)を確保したり、自分のモノは自分で管理したりする力を育てたり良い面もあると思います。

しかし、大きすぎる子供部屋は引きこもりがちになるとはよく聞きますが、部屋を与えるとどうしても”自分の城”のような感覚が生まれがち。

 

「子ども部屋にこもりっきりになってほしくない」と思うのは多くの親たちの共通の思いだとは思いますが、ただ子ども部屋が小さければこもらないにはならないと思います。

 

家族共有のスペース(リビング)が住まいの中で最も居心地のいい空間になっているか、

そしてもっと大切なこと。それは子と親、妻と夫、家族関係が良好であるかが大きく影響してくると思います。

 

いくら素敵な住まいでも家庭の雰囲気が悪いとその家は、住まう人にとって幸せな住まいではなくなってしまいますからね。

 

あと、先日の間取りの研修に参加した際、建築士の方が”うちはWifiが子ども部屋にとどいてしまうから部屋でずっとゲームをしている、ネット環境のコントロールは盲点だった、、良くも悪くもこわいよね~”と話をされていて、これからの時代の課題になってきそうな話題でした。

 

“特に幼いころは良くも悪くも環境に順応する力があると思う”

と先ほども言いましたが、”環境”と聞くと、自然環境、社会環境、もっと壮大に考えるなら地球環境、宇宙環境・・・様々な環境が思い浮かぶと思います。

では一番身近な環境とは?

それは家庭環境と家庭が営われる住まいの環境です。

私は「間取り」は命!だと思います。

ちょっと大げさじゃない?と思われるかもしれませんが、住まいが与える影響(特に子ども)にとっては影響力大!!

家族関係を良好に保つためには、「良好に保とう」とするそれぞれの努力も必要ですが、間取りも影響します。

住まいは十人いれば十通り。間取りに正解はないとは思いますが、住まう人自身が「この間取りなら家族みんなが幸せに暮らしていける」そう思えることが住まいづくりで大切だと思います。

 

話を戻りますが、私が家を出てから、私のあの3帖部屋はどうなったかというと、子どもと主人を連れて実家へ帰った時に使う寝具置き場へと転身。

10年ちょっと活用するには3帖あれば、机、布団、最低限の収納は確保できます。

だた洋服類は置けないので、大型のモノの収納、クローゼットは別途必要になってくることだけは忘れずに検討したいですね。

 

住む人にとっての「最幸の住まい」を選択できる人が少しでも増えますように

 

次回は、今プラン中の3帖の子ども室の例をブログにUPしたいと思います。

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